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2008年04月18日

【実録!】一冊の本ができるまで01【私の場合】

既に連休前進行になりつつあって、ちょっと泣きそうな末広ですこんにちわ。
(前回までの分は実は書き溜めてストックしてあったものをリリースしただけ。)
夜十時に「今日中に直しておいて」って修正の依頼が来るってどうよ…
そして今日はかなり大事な仕事(久しぶりにちゃんとシナリオの仕事が取れそう)の打ち合わせだというのに、そのクソサイトの作業がまだ終わりません。ちかげ泣きそう。
でも一冊でも本が売れるように頑張って書き続けます。実は自分でやろうと思ってた特設サイトまで知り合いが作ってくれることになりまして…ここで頑張らないと私の立場が…なんか「存在感のないお父さん」みたいな地位に既に転落しています。
発売日までカウントダウンな感じで「書籍というプロジェクト」のスケジュールを説明しますね。
今後本を出版してみたい人の参考になればと思います。…あんまりならないと思うけど。

■まずは編集部から書籍化の打診がある。
編集「実は一位以外の入選作も、一冊の本にできるくらいのコンテンツ量があるなら書籍化したいと思ってます」
『え!まじか!っつか今の時点で既に全五巻の大河小説になるくらいあります。
ただ挿絵の人は、今回(flip版)はお金で頼んだプロなんで、引き続きやってくれるかわかんないんです。
私はやるからには自分のチーム持込でやりたいんで、そっち合意とれるか当たってみてからでいいですか?』
編集「そこらへんはまあ構いませんが、書籍っていうのは予算があるからね!コストかけると本の定価に反映するからね!
●コスト度外視禁止(flipの時は量が少なかったから豪快に自腹を切ってもなんとかなった。基本的に妙な凝り性)
●ネガティブ禁止(実物の私はメンヘル気質で話がくどい)
●字ばっかりにするの禁止(私は意識せずに書くと1センテンスが長い)
これ守ってね!!」
…なんか既に私の性格の問題点を良くわかってらっしゃる…

■みんなで打ち合わせ
挿絵のタバタさんが「やるよー」とOKしてくれた!
DTPとかデザインとかを引き連れて、なんと5人で編集部訪問。既にこの時点で「一人では何もできないちかげちゃん」を発揮させて編集部に呆れられる…(多分いままでネットランナーを訪問した著者の中では、一番人数の多いグループだったのでは)
いろいろ詰めて、どっからどこまでをこちらでやって、どこからを出版社に任せるかを決める。
ページ数と装丁の大まかな仕様が固まる。(A5フルカラー)

と、まあ、ここまでが「書籍の作業に入る前段階」です。
私の場合はもともとがblogスキーで、実はmixiも含めて日記を3つくらい並行して書いていて、その中からアキバネタをピックアップし、人物を整理して話を整えていきました。
元になるテキストがふんだんにあったんで、一から本を書くというのとはちょっと違うと思うんですが…(ここが多分「参考にならない」という一番大きな理由です)

080105_230851.jpg
最初にざっくり「台割」という形でページ配分を決めていきます。この作業をしていたのが年末年始、コミケの仕事が片付いたあたりです

「ちかちゃん物語」として必要の無い要素はガンガン落としていきます。殆ど「大木から仏像を彫り出す」っていう感じ。
物語構成というのは一般に「増やすこと」よりも「減らすこと」によって整える方が上手くいくので、この形式でやれたことは書籍に不慣れな私にとっては、大きなアドバンテージでした。
コストの問題もありますが、作業工数(私よりも挿絵の作業が重い)の問題でページ数が最初からある程度決まっていたこともあり、「春夏秋冬を通じてちかちゃんがアキバで働く」という一年の物語として構成することにしました。
そういう大まかな方針を自分(池井さんという方と対話を重ねて、要素を整えていきました)で固めて、編集部に企画を提出して、駄目だしちょっとされたりしつつ、goサインを貰います。
池井さんについてはまた次回。

投稿者 chikage : 2008年04月18日 14:08

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